【感想】きゃらぶれーしょん! ※ネタバレあり
※過去ブログからの再掲になります
こんばんは。
エロゲの女装主人公大好きマンです。
というわけでさっそくエロゲの感想を書いていきます。
今回プレイしたのは
「きゃらぶれーしょん!乙女は恋してキャラぶれる」
です。
ラム〇ーションだのアッ〇レーションだの、ちょっと評判のよろしくないゲームタイトルが連想されそうなタイトルの本作ですが、あらすじとしては
主人公の伊吹六花は、従妹のお嬢様である桜木灰を支えられる執事になるため、
上流階級のお嬢様が集う「凜華学園」のシンシアリー科(執事やメイドを育成する学科)に通っていた。
そして、ついに学園に後輩として灰お嬢様が入学してくるのだが、
入学早々トラブルを起こしたお嬢様は男子禁制の矯正女子寮「監獄」に入れられてしまう。
彼女を助けるべく、六花は女装メイドとして監獄に潜入する……。
といった女子校・女子寮潜入モノのほぼほぼテンプレあらすじとなっています。
また、タイトルにある通り、このゲームのメインキャラたちは適度にキャラぶれを起こします。
その辺りはこの後の感想で紹介しますね……。
- はじめに
このゲームですが、手放しで全部褒められるほど良い作品、というわけではないです。
それでも、一部シナリオの根底にあるテーマが私に刺さったので感想を書いています。
もし私の感想でやってみたい!となった方がいるなら、そこまで期待せずにプレイしてくだされば、「アレ……?これすっごい良くない…?」と思えるのではないでしょうか。
あと女装主人公好きと北見六花さん好きな人には問答無用で推します。買って♡
※以下、ネタバレを含みます。
- キャラと個別ルートについて
伊吹六花/ユキ CV.くすはらゆい(ユキ時のみ)
本作の主人公且つメインヒロイン。
女装主人公によくあるハイスペック家事万能系主人公で、従妹である灰の執事になるため日々邁進する努力家。
子供のころに灰に「王子様みたい」と言われてから、灰の前では凛々しく振舞っている。
が、本当は気弱で、虫が苦手といった女々しい面をひた隠しにしている。
もう一度言います。
本作のメインヒロインです。
その理由は後ほどお話します。
もうこの子の可愛いのなんの……本作の魅力の7割はこの子といっても過言ではないです。
一ノ瀬雪亜 CV.杏花
本作の多分メインヒロイン。
どうしてこんな評価かというと、共通√途中からの出番の少なさに起因しているかと。
監獄という女子寮をメインに展開していくシナリオの関係上、ヒロインの中で唯一監獄に住んでいない雪亜は、必然的に出番が少なく……といった感じです。
そんなちょっとだけ不憫な雪亜ですが、シナリオ内でも結構不憫です。
と言っても、主人公は雪亜の身分を借りて女装しているので、
主人公がやらかす=雪亜がやらかす、といったことになってしまうので。
(なお、雪亜自身は双子の姉妹である美麗の身分を借りています。その辺はあとで解説)
桜木灰 CV.北見六花
本作のメインヒロインだと私は思っています。
CVは我らが北見六花さんです。
このヒロインを一言で表すと「山賊」です。
主人公である六花の前では病弱なお嬢様を気取っているのですが、
その本性はジャイアンです。ガキ大将です。
とある√では男装ヒロインのバイト先に現れて……
「今のは録画させてもらったわ!バラまかれたくなかったらお兄様と別れなさい!」
などと脅し始める有様。完全に賊である。
正直登場人物の紹介はこの3人だけで大丈夫です。
あとはちょっと雑になってしまいますがサクッと紹介すると
天鳳院姫芽 CV.白月かなめ
男装ヒロイン。でも中身は純情乙女。
夢乃有珠 CV.八尋まみ
飛び級で学園に入学している情報系天才児。
月ヶ瀬灯 CV.逢真井もこ
名前は灯と書いてころなと読みます。
ギャル系ヒロイン。芸術一家の出身で本人も画家の卵。
ここからは個別√の感想となります。
本作の個別√のテーマとしては「本当の私」というのが妥当かなと思います。
お兄様として格好つけてるけど、ほんとは女々しい六花
威風堂々とした振る舞いをしているけど、ほんとは人の前や上に立つのが不得意な雪亜
病弱なお嬢様を演じているけど、ほんとはただのガキ大将だった灰
男装をして凛としているけど、ほんとは誰よりも乙女な姫芽
六花に対しては甘えん坊だけど、ほんとは周囲に壁を作って強がっている有珠
えっちなことNGだけど、ほんとは別人格が出来てしまうくらいドスケベな灯
ちょっと最後だけ何か違う気がするけど……まぁいいか。
そんな「本当の私」を、自分が、そしてあなたが受け入れる。
といったコンセプトがあったと思ってます。
そのコンセプトを良い感じに体現しているのが灰√でした。
灰を落胆させないために、「お兄様」を演じる六花
六花を落胆させないために、「お嬢様」を演じる灰
お互い「本当の私」を見せないように過ごしてきた二人が、
監獄での生活の中で、期せずして素の自分をさらけ出していくようになります。
そしていつしか、演じていた人格よりも素の人格にお互い惹かれていきました。
√終盤で、監獄メンバーでシンデレラの演劇をすることになり、当初は六花が王子役、灰がシンデレラ役だったのですが、紆余曲折あって最終的に六花がシンデレラ役、灰が王子様役になってしまいました。
その中で六花は自分の気持ちに気づき、
「カッコよく自分を引っ張ってくれる」灰に仕えるため、お兄様でいることを辞め、
灰も「どんな時も優しく寄り添ってくれる」六花を引っ張っていくため、
お嬢様でいることを辞めました。
この点を以って、六花/ユキはこのゲームのメインヒロインだと私は思いました。
そうして2人は、変えたいと思っていた「本当の私」を好きになり、
「本当の私」を好きになってくれた人と幸せに過ごしていくのでした――。
とまあそんな感じで、演劇での役の入れ替わりと、六花と灰の感情の切り替わりがシンクロしていて、とても良い演出となっていました。
これが原因で私は、「このゲーム本質だけ見ると灰√以外要らないんじゃね??」とか思ったりしたりしています。はい。
まぁそんなことは無いんですけどね。Hシーンだけ見ると灯√のワンシーンが最高でしたし。
(それについてはもうちょい後で語ります)
総評としては、
女装するうちに精神面も女性に近づいて、灰ちゃんにメイドとして仕えることに何も違和感を感じなくなってしまったユキちゃん可愛い。
です。
- Hシーンについて
私は、女装主人公ゲーというわりかしニッチなジャンルのゲームが好きなのですが、
理由としては
- 主人公が可愛い
- 女性優位なシチュエーションが好き
- ちょっと虐められてるとなお良し
- 主人公が可愛い
といったものが挙げられるのですが、このゲームにはそれらを高水準で満たすシーンがいくつかあります。
その最たるものが、
灯による主人公への逆ア〇ルファ〇ク
です。
えぇ分かってますとも。
女装主人公というニッチな性癖の中でも、コレはさらにニッチな部類に入ると!!
それでも好きなものは好きなんです……!
ア〇ルを他人に晒し、あまつさえペニバンを入れさせるということは、
相手に対する最大限の信頼・屈服の証明なんです!!
そしてこのシチュエーション、お互いが慣れていない場合だと、
ペニバンをしたヒロインが女装した主人公のア〇ルを犯すという、
誰も気持ちよくならない状態のあるシチュエーションなんです…!!
しかし!!
ヒロインにとっては、主人公が自分の欲望を受け止めてくれているという精神的充足感が、
主人公にとっては、普段経験することのない、異物が自分の中に入ってくるという感覚によって生まれる女性的幸福感が生まれることにより、興奮はマックスハートを超えて、肉体の快楽にも影響していくのです!!!
とまぁご高説を垂れておりますが。
もうちょい欲望に忠実に言うと、「ア〇ル犯されて色々と限界だけど愛されてることを実感してだんだん快楽におぼれ始めるユキちゃん可愛かった」ってことです。
このシチュエーション、絶対に刺さる人が私以外にもいるはずなんです!!
なので私はこのゲームを推していきたい……全力で!!!!
以上、「きゃらぶれーしょん!乙女は恋してキャラぶれる」の感想でした。
支離滅裂な駄文を読んでくださいまして、ありがとうございました。
11月にはensembleの乙女シリーズ新作も控えていますし、今年も女装主人公ゲーは安泰ですね!!